PL学園高校時代は、清原和博との「KKコンビ」でチームをけん引し、甲子園通算20勝の戦後最多記録を打ち出した、桑田さん。
プロ入り後も、数々のタイトルを受賞し読売ジャイアンツのエースとして活躍。メジャー経験もあり誰もが知る大投手。
そんな桑田投手も、度重なる肘の故障に悩まされた選手。
今回は、その桑田選手の壮絶な怪我との闘いに焦点を当てた「桑田真澄 ピッチャーズ バイブル」をご紹介。
肘の故障などに悩まされている選手は
どのようにして怪我と付き合われていたのか知りたい!や
今、故障続きで不安にかられている方もいるのではないでしょうか?
また、様々な投手の理論を知りたい!という方も一度読んでみる価値があると思います。
この本を通して、
怪我が治った後の、明るいイメージが持てるようになったり
桑田さんの投手理論を学んで、より幅広い考えが持てるようになると思います。
「桑田真澄 ピッチャーズバイブル」について
こんな方は、一度読む価値があると思います
・野球選手で肘や肩の怪我に悩まされている方
・ピッチャーの方
あらすじ
人間・桑田に肉薄するノンフィクション決定版
https://www.amazon.co.jp/桑田真澄-ピッチャーズ-バイブル-集英社文庫-石田/dp/4087462188
39歳にして大リーグ入りを果たした桑田真澄。その強靱な精神力と実力はいかに培われたのか。生い立ちから野球技術まで、投手・桑田を徹底解剖! 単行本を加筆して再編集した待望の文庫化。
Pick up ポイント
桑田理論
各打者に対して、どういうことを考えて打者と対峙しているのか
細かく記載されている。
ある試合の、1回〜降板する8回までをすごく細かく書かれているのは
野球選手にとっては非常に勉強になると思います。
現状を受け入れる、強さ
著書のコメントで、肘の手術を決断した時に
「今年は10年目で、今年から全盛期でいけると思っていた。自分の理想に近づいていたし、
去年も1年間でこれだというものが掴めていたから、今年は自分に期待していた。
でも、上手くいかないのも人生。またそこから何かを掴んで這い上がります・・・・・」
というコメントに、桑田さんの強靭な精神力を感じさせるコメントだなと感じました。
順調に来ていた時ほどの怪我は計り知れないショックを受けるはず。
その中でも、再度這い上がっていくというモチベーションに、桑田投手の凄さを感じましたし、
勇気をもらえますね。
日常にリハビリを
桑田さんは、リハバリ期間中
家での食事には中国製の長い象牙の箸を使われていた。
滑りやすく長い箸は、しっかり掴まなければ料理がこぼれ落ちる。
指先の感覚を少しでも取り戻したい思いで実践していた。
また、愛用の筆ペンを使いサインを一枚一枚書き上げたり、
ピアノ教室にも通っていたそう。
まとめ
桑田さんの怪我との向き合い方や、投手理論が凄くリアルに書かれていた著書でした。
同じ境遇の方は、勇気をもらったり、ピッチャーの方は、きっと考え方などが凄く参考になると思います。
是非、手にとって見て下さい。
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